「信」…論語(信無くんば立たず)~政治は市民の信頼なくして成り立たない~
「風」…市民と行政の風通しを良くする。これからの時代に向けての風を吹かせる。
。会派「信風」は、政党や団体を市議会で代表する会派ではありません。
あくまでも、市民代表とする地方自治体議会の役割りを踏まえ、市民の生命・財産を守り、市民生活の向上と市政発展のため必要とする議員個々の目指す課題解決や、政策・施策の実現のため、議会内における「良識ある政策集団」を目指し結集し活動します。
地方自治体は、住民代表として「市長」と「議会」の二元代表制をとっています。
執行側の市民代表は「市長」ひとり。
しかし、市長が独善的に行政運営を進めたり、或いは市民益に反しその責務を怠ったりする場合、或いは住民や事業者など生活者・納税者の多様な民意との調整不全や乖離が生じる可能性が懸念される場合、多様な利害や要望・意見、必要な知見等を調査し、充分な議論をした上で民主的に決定し、より良い行財政運営が行われるよう、複数(米子市議会の場合、現在26名)の市民代表である議員が、チェック機能を果たし、提案等を行い、予算や条例など重要事項については議会の議決・承認を得る事とし、代表制民主主義にもとづく行財政の運営を行うよう、現在のシステムとなっています。
市議会は、政党政治による国会の下部機関ではなく、市民代表である各議員が、自身の政治的ポリシーをもって、目指す政策や課題解決に議員個々が責務をはたす事が基本となりますが、政策実現、課題解決、そして機関意思の決定における手段として「会派」を構成し、議員個々の限界を補完し、或いは、意思決定の合理性を高めるものとして「会派」が機能すると考えます。
地域の皆様をはじめ、政治活動にご理解頂いている皆様、関係する制度政策課題の解決・実現のためご支援頂いている皆様など、一議員、一政治家としての活動へ多くの皆様から期待を受けている事を肝に銘じ、政治活動につきましては「住民本位」「現場主義」「政策本位」で課題解決に向けて、着実に前進をはかる責務があると考えます。
ポスト争いや主導権争いが目的化したような動きに惑わされる事なく、党利党略と一線を画し、あくまでも、米子市のため、地域のため、住民のため、また、圏域的な視野をもって、目指す市政や政策の実現に向け、議会基本条例制定の意義を踏まえた議会活動をしていくため、会派「信風」を構成します。