■2011.10.27
福井、石川両県の視察を行いました。
10月24日から26日にかけて、福井県あわら市、石川県の加賀市と輪島市に視察に行ってきました。
この度は、総務企画委員会での視察で、あわら市では「震災への対応について」と市民の各種取組みを対象とした「地域力コンテストについて」の2項目。
震災への取組みについては、東日本以後、様々な基準や国の指針等も見ながらとなる事から、現在は、市民による「共助」のチカラを向上させる取組みが進められています。
加賀市では、合併による分散型の居住密集や分散した都市機能に対応するための市内交通体系の再構築「かがピースモデル実現の取組みについて」。
ここは、米子市とは都市の形態が違い、北陸本線筋に5~6キロごとにあるJRの2~3の核となる駅とバス路線による幹線交通と、乗り合いタクシーや「おでかけ応援車両」といって、自動車学校のバスや、病院のバスの協力により、空き席分を協力してもらう制度により、面での交通手段を確保する取組みをされてました。
加賀市では、マイカー利用者は公共交通の利用がほぼ無いものとして、公共交通はマイカーでの移動に難がある交通弱者への対策として割り切り、税の活用としてマイカーには道路整備、交通弱者には公共交通の確保と考えを整理して取組んでいます。